クレジットカードとは、商品を購入する時の決済（支払い）手段の1つで、「credit」は日本語で言う「信用」を意味します。
名前の通りカード会社は利用者を信用して、一時的に商品代金を立替払いしてくれるシステムになっています。
また立替払いといってもいくらでも立て替えてくれるわけではなく、利用者ごとに予め決められた限度額の範囲内で行います。
さらにカードの有効期限や支払方法による金利などが事前に決められており、それは各カード会社の基準によって違いがありますので、申し込む際にはカード会社の商品説明や利用規約をよく読み納得した上で行いましょう。

クレジットカードは現金の代わりの決済手段となるのは上に書いたとおりです。
それでは次に具体的な機能を紹介しましょう。

１：通常の決済手段
商品購入時、現金ではなくカードを提示することで代金の支払いができます。

２：クレジットとしての決済
「信用貸し」の支払方法で、分割払いやボーナス一括払いができます。

３：キャッシング
限度額の範囲内で、現金を借りることができます。
借りる際には提携しているCD・ATM機での引き出しの他、自分の口座に直接振り込んでもらう事もできます。

クレジットカードに付帯しているサービスには各社様々な特典がありますが、ここでは基本的なものについて紹介します。

１：ポイントサービス
商品を購入した際などの利用金額に対して「○○円につき○P」というようにポイントがつきます。
ポイントが貯まったら景品や商品券と交換することができる他、ポイントをマイルへと換算し、貯まると航空券の割引や無料等の特典が受けられるカードもあります。

２：付帯保険
「付帯保険について」のページで詳しく説明しますが、基本的には次の3つが付帯保険として挙げられます。
　■海外旅行傷害保険
　■国内旅行傷害保険
　■ショッピング保険

３：提携施設や店舗での割引・優待
カード会社と提携しているホテル・レストラン・レジャー施設などの他、指定店舗でのカードの提示・利用で割引や優待の特典が受けられます。

クレジットカードは海外において、身分証明書のひとつとして高い信用を得られる場合が多々あります。
これは海外では偽札による犯罪が多く紙幣の価値が低いからという説があり、実際ホテルでチェックインの際現金払いを告げると、支払能力の証明に「デポジット」という一時金を納めなければならない場合もあります。
これは管理人の体験談ですが、アメリカに旅行した時お店でトラベラーズチェックで買い物しようとした際に、パスポートかクレジットカードの提示を求められました。
パスポートはホテルの金庫に預けて出かけてしまったのでVISA提携のクレジットカードを提示したところ、サインの照合後に無事購入することができました。
このように、クレジットカードは身分証明書としても威力を発揮するのです。